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《設計事務所の役割》


【1】設計事務所はお施主様の技術代理人

 建築設計事務所というと敬遠しがちです。敷居が高く、デザインを押付けるというイメージがあります。株式会社クカニアはそうした設計事務所ではありません。「お施主様の技術代理人」として、建物づくりを知悉し、経験も豊富な技術集団です。もし、木にこだわり、空間にこだわり、快適な建物づくりを望むならば、良きパートナーとして、貴方の疑問点・やりたい事を実現化させる専門特化した技術代理人と して、役割を果たします。建築技術は、日進月歩で進化し、最適解を求めて建物づくりを行うには、余りにも多くの技術背景を知らなければなりません。そして、その是非を経験値として把握しておかなければなりません。それは、初めて建物づくりを行う人にとっては、ほぼ不可能なことです。こだわりの建物づくりを望むなら、設計事務所の力を最大限有効に使うことが、良い建物、好みに合った建物づくりには必須事項なのです。

基本計画 イメージパース イメージ模型 各種法令申請
■基本計画 ■イメージパース ■イメージ模型 ■各種法令申請
構造計画 設備計画 各種検査 上棟式
■構造計画 ■設備計画 ■各種検査 ■上棟式
現場打合せ 職人さんの指導 現場チェック 竣工引渡し検査
■現場打合せ ■職人さんの指導 ■現場チェック ■竣工引渡し検査




【2】建物づくりを誰に依頼するか?

” 設計を設計事務所 工事を工務店 土地は不動産屋”
  目的の建物を実現できる依頼先を探すことが大切

 大手プレハブメーカーには信頼性があります。社会的信頼を得るためのあらゆる体制をとっています。し かし、在来木造構法で質感のある木の建物づくりを依頼したい場合、どこに依頼したら良いか悩みます。

  「自分のスタイルに合った最も適切な依頼先はどこなのだろ う?」というこの悩みは、多くの木の建物づくりを行う場合に、共通した悩みです。大きな資金を使う建物づくりは、依頼先の信頼性が最も重要なポイントです。ところが、本物の木の建物づくりを行っている工務店や設計事務所は、まだまだ少数派なのです。宣伝広告や告知を十分に行うことが出来ないでいます。そのために、良い腕や優れた技術を持っていても、広く知れ渡らないのです。

  株式会社クカニアは、「地域材を使った建物づくり」を標榜し、こだわり工務店、こだわり職人、木の生産者、無垢材・自然材を扱う建築資材提供者と連携しています。皆、「山の木」 を巧みに使うことに 情熱を注いでいます。


木の建物づくりの流れ
右図をクリックすれば
PDFファイルで
ご覧になれます。→




(1) 良い設計事務所は良い仲間
 付加価値の高い質感のある木の建物づくり目指す場合は、この木の活かし方に長けた専門家がいないと、実現が難しいのです。木造の得意な設計事務所には、様々な木の建物づくりの付加価値情報がストックされています。設計者とは、お施主さんの思いを専門的な技術でサポートしてくれる、お施主さんの仲間です。仲間を味方に組み入れて、専門的な知識を引き出し、自分の目的とする建物の実現に向けて活動してもらうのです。建物づくりに木を用いただけでは、質感のある建物は実現しません。質感のある建物づくりを実現するためには、建物全体を考えて最適な材料を選び、それを活かすよう職人を指導していかなければなりません。豊かな空間計画と利便性を同時に満たし、コストバランスの良い建物づくりを考えなければいけません。何よりも、お施主さんの目的をはっきりと解釈できる人を選ぶことが大切です。設計作業とは、感性学と工学を両立させて、住宅という実用建築に活かす作業です。美しさは大切ですが、建物としての実用性を持ってないといけません。またコストも常に意識しなければなりません。


(2) 工務店は技術と材料の専門家
 工務店のスタッフは、常に求められる技術を磨いています。木の建物づくりは、高度な職人さんの技術を必要とします。ノミやカンナを使えない大工さんは、残念ながら本物の木の建物づくりはできません。山の木を使って建物づくりを行うことは、日本に1, 000年以上に渡って伝承されてきた技術を使うことです。日本において木造構法を操る大工仕事はポピュラーな技術でしたが、今は特殊なものと見られているようです。日本の建物を山の木で造ることは、極めて自然な建物づくりの方法です。この技術は昔の大工さんならば、誰でもできることなのです。この技術を使って現代の建物づくりを行う設計事務所が「株式会社クカニア」です。戦後の一時に、工業化住宅が流行しましたが、日本の建物づくりは、日本の木を使うことが最も自然なことなのです。
 工務店の役割は、適材適所に材料を自由に使うことです。日本の建物は多くの種類の違う山の木をたくみに使い分けます。そうすることによって、建物に深みがでるのです。建物の味わいは、材料を自由に使うことからも生まれてきます。この材料を選び、コストバランスよく使うことができる工務店が、良い工務店と言えます。お施主さんの目的を理解して、形に表す職能なのです。この工務店選びも、お施主さんの悩みの種です。どこに依頼すべきかの助言を行います。


(3) 60万円/坪から木の建物を実現
 山の木を使った木の建物づくりが、庶民に手の届かない程のコスト高になっては意味がありません。しかし、木の建物の施工コストは、激安住宅と言うわけにはいきません。材料費にも職人さんにも必要な経費があります。職人さんの技術を活かして仕事をしてもらい、木の香りのする気持ちの良い建物づくりを行うこ とに必要な経費としての目安は、60万円/坪という指標です。
 勿論これは一つの目安であって、一戸一戸によって異なります。一品生産なのですから、その仕様によってコストが異なるのです。株式会社クカニアは、こうしたコストを基準としながらも、建物づくりに木を使 いたい人のために様々なチャレンジをおこなっています。「京山々レトロ」という住宅商品化もこうしたチャレンジのうちの一つです。建物の付加価値をどうしたら実現できるかを常に考えています。建物は、一軒一軒違います。人間の顔が一人一人異なるように、個性的な木の建物を実現する会社として、「株式会社クカニア」は存在します。




【3】資金計画は、建物づくりの検討必須アイテム

建物づくりは、様々な視点からの判断が必要

 建物づくりは、人生でたびたびある事業ではありません。この資金計画には、建築業界、不動産業界、税務業界、ローン業界の4つの専門分野を理解しておく必要があります。予期せぬ請求が無いように、しっかりと資金計画をしておく必要があります。


(1) 土地代が大きなウエイトです
 都心部で土地を取得して建物を建てる事業をしようとすると、土地価格の事業全体に占める割合が、一番大 きなウエイトを占めます。建物を建てる場合、「何処に住むか」は大変重要な問題です。通勤、通学、保育園、幼稚園、公共施設、公共交通、病院、商店街やショッピングセンター、周辺環境、地域性等々の総合判断と、土地単価と希望土地面積の問題との総合判断によって選定しなければなりません。この選定には、判断に個人差があり、どの方法が正解と言うことはできません。皆が欲しい土地は高く、一般に望まれない土地は安いのです。逆に考えると、一般に何時でも売れる整形の土地は高く、路地裏の旗竿土地は単価が安いのです。 路線化(http://www.rosenka.nta.go.jp/)はインターネットで公開している国税庁の財産基準評価書で、信頼のおける土地価格のバロメータです。勿論、この単価は固定資産としての評価価格で、売買は取引によって時価で取引されます。売り手と買い手が納得した価格が、取引価格です。どのエリアで、どれだけの大きさの土地と延べ床面積で、どの程度の広さの建物を考えるかによって事業計画は大きく変わります。この土地代金を考慮したシュミレーションを行うことが、建物づくり事業の第一歩です。下の表を参考にしてシュミレーションしてみて下さい。(下記表をクリックするとエクセルの表が開きます。)

検討すべき項目



(2) 木の建物の建設は「質」が重要
 建物づくりの方法は、様々な方法があります。それぞれに特徴を持っていて、何を比較の対象とするかは、お施主さんの心の中にあります。ある相談に、プレハブメーカと地域工務店と比較して、どちらが良いかとの問いがありました。「同じ間取りで比較して地域工務店の方が安いのですが、信頼性が地域工務店には無いと思うのですが、どう思いますか?」という質問です。よくよく聞いてみると、地域工務店は木の建物で大変気に入ったのですが、信頼性を心配しているとの内容でした。返答は、「その工務店の事例をまず見て下さい。そして、技術者とお話を何回かして下さい。そうすれば、自ずと建物づくりに対する考え方が見えてきます。」 という答えでした。ゆっくりと時間をかけることによって、自分が建物づくりに何を求めているのかがわかり、自分で判断することが如何に重要かが判ってきます。  
 建物を商品と考えた場合は、スペックを比較してその評価ができます。建物を自分流の建物として創る場合は、そのお手伝いをしてくれるパートナーが設計事務所であり、工務店なのです。株式会社クカニアは、 このパートナーとしての役割を果たす先と考えて下さい。株式会社クカニアは、そうしたことの依頼に対して、充分な役割を果たすことができます。  
 建物づくりは、「思い」と「実際の資金計画」に多くの場合ズレがあります。そこで重要なことが、実際に過去の建物を見たり、見学会への参加なのです。個人の思いを実現した建物づくりの完成したものを見ることができるのです。そして、その実現にどれだけの資金が必要なのかを理解できます。このシュミレーショ ンは建物づくりには欠かすことができません。千万単位の事業ですから、慎重に判断すべきです。建築の良否がこの事業の良否を決定します。建築工事でしっかりしないと見落としがちなのが、別途工事項目です。 建設工事は、どこからどこまでを工事すると言う請負契約です。見積に明記してある別途工事に注意し、見積に入っている項目と入ってない項目をしっかりと把握しましょう。この注意を怠ると、あとからの処理が 大変です。


(3) 外構・税金・ローン経費は忘れがち
 これらの項目は、それぞれ金額的には全体の資金からすれば僅かな金額ですが、それも重なると資金の目処が必要です。外構は、建築本体では見ない習慣が工務店にはあります。お施主さんは、当然入っているものと思っていますが、外構は造園業者が行うので、建築工事から外して工務店は考えるのです。発注者側から見ると、そうした建築業界のルールは、関係なく、建物づくりには門扉や塀は含まれていると判断するのですが、一般的な美しい建物は外構もしっかりしていて、それなりの工事費が必要なのです。最終局面で、外構工事をしない場合もよくあります。
 税金は、すぐには請求がありませんが、後で請求がくるので、日常生活とは異なる費用として考えておく必要があります。ローン経費や火災保険も建築工事の費用とは別途発生するもので、建物づくりに必要な経費として捉える必要があります。



【4】建物づくりの全体工程を押さえる

時間経過に伴って決めるべきことが変わります

 建物づくりの工程は、やるべきことの時間的変化と質的変化を把握する重要な羅針盤です。このガイドラインの全貌を理解しておくと、お施主さんが何を何時までに決める必要があるかが判って来ます。建設の方法は無数にありますが、お施主さんの求める建物づくりは、限られた範囲の回答しかありません。その回答も、 全体予算によって絞り込まれてきます。最良な回答を限られた時間の中で探し出さなければなりません。


下記図をクリックすれば、拡大してご覧になれます。
工程表


(1) 設計に時間をかける方が良い
 建物づくりは、着工しだすと思ったより早く進みます。充分な検討がなされても、現場で迷います。良い建物を建てたいと思えば思うほど、様々な検討を加えたくなるものです。そのためには、設計に時間を割くことをお勧めします。色々な現場を見たり、材料を検討したり、断熱性能を比較したり、設備システムを検討したりするのです。同時にコスト対価値効果についても検証すべきです。この作業が充分なされていると、現場で実際の取り付ける物を見ても予備知識ができています。建築知識は、膨大な物の中から自分に最も適切な物を選んで、アセンブルする作業です。上の工程表は、延べ床面積30坪クラスの一般的な工程表です。 勿論、設計期間が伸びたり、工事期間が伸びたりします。既存の建物が建っている場合は、これに解体工事が加わります。季節が悪い場合は、時間を調整する場合もあります。条件によって、工務店との調整によって自由に変わります。本格的な土壁の乾きを一年間見る場合もあります。お気に入りの大工さんの手が空くのを待つ場合もあります。現場で、DIYで参加する場合は、工期を長めに取ります。工程は、お施主さんの建物への関りの内容によって大きく変わるのです。そうした条件で、設計事務所や工務店と契約を結ぶのです。 事前に判ることは全て工程や見積の条件となります。建物づくりの経験豊富な設計事務所や工務店はこうしたことに慣れていますから、希望の建物づくりが実現できるのです。全体の工程表ができると、建物づくり事業の全貌が見え、工務店の見積が出来上がると、具体的な資金の用途が見えてきます。そうしたプロセスは、設計事務所や工務店に詳しい説明を求めて理解する必要があります。出来上がった建物を買うのではなく、「建物づくり事業」を行うのです。


【5】設計料

 設計料は、設計の難易度によって上下します。通常は、基本計画、基本設計、実施設計、確認申請、工事管理までがワンセットで業務を行います。建築構造設計、設備設計、景観法の申請、長期優良住宅申請、平成の京町家建物認定申請、その他補助金申請の程度によって作業量が異なります。概ね、施工費の8.0%~ 10.0%の間の費用を見込んでおいて下さい。株式会社クカニアでは、基本計画までは無料で行っています。依頼者も株式会社クカニア側も、お互いの特性を数回の打合せで確認し、基本計画で納得していただいたら、設計契約を行うスケジュールにしております。お互い、信頼が第一で、信頼し合えなかったら業務を行うわけにはいかないと考えているからです。お気軽にお声かけ願います。そして、良きパートナーシップを結びたいと考えています。


















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